Wild rice stem(Makomodake) tempura
エリンギのような食感のマコモダケ。ちょうど、収穫の時期です。
キノコやたけのこではなく、イネ科の植物の茎の部分です(詳細は下のコラムをご覧ください)。
今回は簡単な天ぷらにしました。
Makomodake has a texture like eryngii mushroom. It's time to harvest.
It's not the mushrooms or bamboo shoots, but the stems of wild rice.
This time I made a simple tempura.
マコモダケ 45g
Makomodake
地粉 23g
Wheat flour
水 34g
Water
ターメリック ひとつまみ
Turmeric a pinch
揚げ油 適宜
Frying oil as desired amount
01
マコモをスライスする。
Slice makomodake.
02
地粉・水・ターメリックを加え、天ぷら生地を作る。マコモをくぐらせる。
Add wheat flour, water and turmeric to make batter. Put makomodake in the batter.
03
180℃に熱した油で揚げる。油を切って、塩や天つゆで食べる。
Fry in oil heated to 356℉. Serve with salt or tempura sauce.
筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。
畑の仕舞い仕事をしていた時に、家の前の小さな池に植えていたマコモが目に入りました。
植えたままで手入れはしていなかったのですが、根元が太くなって、マコモダケができていました。
すっかり忘れていましたが、収穫しました。
なかなか立派なマコモダケです。
マコモはイネ科の植物で、そのまま育てると、黒い細長いワイルドライスができるそうです。
マコモダケは、マコモ茎の下の部分で肥大した箇所です。
中は、スポンジ状になっていますが、加熱すると柔らかく、ほんのり甘い味がします。天ぷらのほか、きんぴらや炊き込みご飯にして食べることが多いです。