Apricot boiled in syrup
今の短い間だけ食べられる生あんず。生のまま食べるのも美味しいですが、火を通すとあんずの香りが立ちます。大好きな香りです。
Raw apricot that can be eaten only for a short period of time. It's delicious to eat raw, but the apricot scent stands up when cooked. I love this aroma very much.
あんず(信州大実)600g
Fresh Apricot
甜菜糖 180g
Beet sugar or sugar
水 180g
Water
01
あんずを洗い、半分に切る。種をとる。
Wash apricot and cut in to half. Take out apricot-stones.
02
甜菜糖と水を火にかけ、沸騰したらあんずを入れて1分煮る。
Heat the sugar and water. When it boiled, add the apricots and boil for 1 minute.
葛のゼリーに、あんずのシロップ煮を1つを入れて。
そのまま生クリームと合わせて簡単デザートになります。焼き菓子など製菓の具材としても良いです。
I put half apricot in kudzu (arrow root) jelly.
Serve it with fresh cream to make a easy simple dessert.
It is also good as an ingredient for confectionery such as baked sweets.
筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。
農業大県の長野県。 果物といえば、りんごが有名ですが、あんずも特産の1つ。
千曲市はあんずの里として有名です。
私はこれまで、あんずと言えば乾燥させたものか缶詰入りのものしか食べたことがなく、生のあんずを食べたのは、こちらに移住してから。
フレッシュなあんずがこんなに美味しいものかと、びっくりしました。
短い間だけのものなので、直売でも大人気です。
あんずには、生食用と加工用があります。
こちらで多く見かける種類は、ハーコットや信州大実。
今回使ったのは、信州大実。熟せば生でも食べられますが、加工に向いています。
フレッシュ感を残し、シロップでさっと火を通したあんず。
スパイスを加えようか悩みましたが、とにかく作っている時の香りが最高!
なので、何も加えずにシンプルイズザベストに仕上げました。
シロップ煮は冷やしてそのままでも立派なデザートになりますし、パウンドケーキやマフィン、ショートケーキの具材にしても美味しいです。
この時期に長野にお越しの方は、生あんずも探してみてください。
THE KOKONOEではこの時期ご宿泊の方に、デザートにあんずを使った一品をお出ししています。