Green ume (Japanese plum) pickles
梅仕事の季節がやってきました。
梅を使った保存食や発酵食はたくさんありますが、今回は日本の伝統食から少し目先を変えたピクルスです。
Japanese plum prep season has come!
There are many preserved and fermented foods made from Japanese plums. This time, let put a side the traditional way. It's slightly different pickles.
青梅 723g
Green ume (Japanese plum)
酢 506g
Vinegar
水 216g
Water
甜菜糖 144g
Beet sugar or sugar
塩 43g
Salt
煮沸消毒した瓶 1瓶
Sterilized jar
＜ピクリングスパイス Pickling spices＞
ローレル、黒胡椒、にんにく、カルダモン、シナモン、クローブ等、適宜
Laurel, whole black peppers, garlic, cardamon, cinnamon, clove as desired.
01
青梅は40-1時間ほど水につけておく。よく水ふき取り、なり口を爪楊枝で取り除く。
Soak gree ume in the water for 40 minutes to a hour. Wipe water thoroughly and take out stem of green ume using tooth picks.
02
ボウルに青梅を入れ、塩をまぶしておく。その間に、ピクルス液を作る。酢、水、甜菜糖を鍋に入れ、一煮立ちさせてから常温まで冷ます。
Put green ume in the bowl and sprinkle salt. Rub gently.
Then make pickling liquid. Put vinegar, water and sugar in the pan to boil at once. Cool down to room temperature.
03
青梅とピクリングスパイスを瓶に入れ、ピクルス液を注ぎいれる。
3日後くらいから食べられる。
Put green ume and pickling spices in to the jar. Then pour pickling liquid.
You can serve this after 3 days.
実だけでなく、ピクルス液は、ドレッシングや酢の物に使えます。
魚を〆るときにも良いです。
Pickling liquid is also very useful for making dressing.
In traditional Japanese food (Washoku), mackerel and fatty blueback fish is once soaked in the vinegar to eat raw like sushi and sashimi. You can use this pickling liquid instead of vinegar. It has slight ume flavor and that matches for sushi or sashimi.
このレシピを書いた人
筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。
待ちに待った梅仕事の季節がやってきました。
青梅や梅が出回るのは、東京に比べると遅いのが北信の特徴。
こちらでは、今は青梅は走りの時期です。
梅というと、南高梅や白加賀など、暖かい南部で生産されているものが有名ですが、実は、寒冷地でも梅は多く生産されています。
種類は、豊後梅という寒さに強い品種が主流です。
今回も、豊後梅を使用しました。
さて、梅仕事というと、梅シロップ、梅酒、梅味噌、梅干し、、、。
日本の伝統的な保存食であり、発酵食、伝統食として大切な梅。
今回は目先を変えて、洋風にピクルスをご紹介しました。
伝統的な梅の保存食作りに飽きてしまった方は、おためしください。