KOKONOE Seasonal Recipe

行者にんにくの醤油漬け

Strong flavor soy sauce pickled alpine garlic

春の味覚、野草。
THE KOKONOEのキッチンガーデンで栽培している行者にんにく。
醤油漬けにして調味料にしておくと長く楽しめます。
にんにくよりも強い風味を持つので、少量加えるだけで、お料理を引き立ててくれます。

Alpine garlic is spring's delicacy in mountainous area.
This wild edible plants grow naturally on the site of THE KOKONOE.
You can enjoy it for a long time by pickling it in soy sauce.
It has a stronger flavor than garlic, so just add a small amount and it will complement your dishes.

材料 / Ingredients

行者にんにく 50g
Alpine garlic

醤油 75g
Soy sauce

消毒した瓶
Sterilized jar

01

行者にんにくを熱湯で20秒ほど湯通しする。

Boil the alpine garlic in boiling water for 20 sec.

02

ザルにあげて、冷やす。

Drained water in the colander and let it cool.

03

細かく刻み、煮沸した瓶に入れる。

Finely chopped it and put it in the sterilized jar

04

行者にんにくが隠れるくらいまで、上から醤油を注ぎ入れる。

Pour soy sauce from above until the alpine garlic is covered.

Rearrange

炒め物に、冷奴のトッピングに、餃子に、和風パスタに、少量で風味高い万能の調味料です。

You can use this pickles when you make stir fries, dumplings, pasta and tofu seasonings.
This is versatile seasonings.

行者ニンニクは、英語ではAlpine garlic(Allium victorialis)ですが、とてもよく似たものを海外ではRamsonやRampと言うようです。

Ramson はクマニンニクで、Allium ursinum。

Rampはや野生のリーキで、Allium tricoccum。

すべてネギ属で、見た目もほとんど同じですが、国によって名前が違います。

海外では、根っこから採って酢漬けにして保存することが多いようです。

日本では、野草や山菜を山で採る時のマナーとして、根っこからは採りません。

行者ニンニクは、葉っぱだけを採り、二枚出ているものを一枚だけ採ります。

山のマナーを守って、みんなで恵みをシェアするのが良いですね。

⬇︎THE KOKONOEで使用しているお醤油です。

★(上)丸島醤油 純正醤油 濃口 1.8L

★(下)茜醤油(ビン) (1.8L)

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Profileこのレシピを書いた人

THE KOKONOE シェフ⽔⾕江希

筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。

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