KOKONOE Seasonal Recipe

葉山椒と胡桃味噌

Japanese pepper leaves and walnuts miso

Category:

木の芽が終盤、少し大きい葉もまだ柔らかい時期に摘んで、胡桃と合わせて味噌を作ります。
胡桃は、味の深みと柔らかさを加えてくれるので、葉山椒の尖った辛味を和らげて食べやすくなります。おむすびに、焼き物のトッピングに、柔らかな香りを添えたいときにどうぞ。

材料 / Ingredients

葉山椒  11g
Japanese pepper leaves

胡桃   20g
Walnuts

味噌   25g
Miso

みりん  17g
Mirin

01

山椒の柔らかい葉を摘み、よく洗う。枝が硬い場合は、葉のみ使う。

Pick the soft leaves of Japanese pepper and wash the leaves well. If the branches are stiff, use only the leaves.

02

すり鉢に山椒の葉と胡桃を入れて擦る。

Put the Japanese pepper leaves and walnuts in a mortar and grind.

03

2に味噌と味醂を加えてよく擦る。

Add miso and mirin to 2 and grind well.

04

3をフライパンに移し、好みの硬さまで火を通す。

Transfer 3 to a frying pan and heat to your desired consistancy.

IMG_7932.jpg

すぐに大きくなってしまう葉山椒ですが、まだ柔らかいものはそのまま使い、枝が硬いものは葉だけ外して使えば、美味しい葉山椒味噌が作れます。

私は炊き立てご飯の乗せたり、おむすびに塗って食べるのが好きですが、淡白な焼き魚や蒸し魚に添えて召し上がっていただいても美味しいです。

今回のレシピは、胡桃の量が多めになっていますので、葉山椒のピリッとしたものがお好きな方は、半量くらいで作られてみてください。酒の肴にもぴったりの一品です。

SHARE

Profileこのレシピを書いた人

THE KOKONOE シェフ⽔⾕江希

筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。

    メディアリンク