KOKONOE Seasonal Recipe

カフェモカケーキ

Caffe mocha cake

冬になるとこっくりしたお菓子を食べたくなります。
コーヒーと少しのチョコレートでカフェモカ風味です。
混ぜて焼くだけ、簡単なケーキです。

In winter, I always want to eat sweets with rich flavor.
This cake flavor with coffee and a little chocolate that makes caffe mocha.
Just mix ingredients and bake! Easy and healthy but hearty sweet for Valentine.

材料 / Ingredients

<ドライ Dry ingredients>
米粉 150g
Rice flour

アーモンドプードル 45g
Almond powder

片栗粉 30g
Potato Starch or corn starch

甜菜糖 50g
Beet sugar or sugar

ベーキングパウダー 4.5g
Baking powder

塩 ひとつまみ

<ウェットWet ingredients>
太白ごま油 45g
White sesame oil or grape seed oil

メープルシロップ 45g
Maple syrup

コーヒー 60g
Brewed coffee

豆乳 60g
Soy milk or plant milk

<フィリング&トッピング Filling & toppings>
カカオニブ 3g
cacao nibs

チョコレート 5g
Chocolate (dark vegan chocolate is good)

ラム酒漬けレーズン 7g
Rum raisins

アーモンドスライス 30g
Sliced almond


01

ドライの材料を全てボウルに入れ、ホイッパーでよく混ぜておく。

Put all dry ingredients in the bowl and mix well with whipper.

02

ウェットの材料を全てボウルに入れ、よく混ぜて乳化させる。

Put all wet ingredients in a bowl and mix well to emulsify.

03

ドライの中にウェットを入れてよく混ぜる。

Put wet in to the dry and mix well.

04

ベーキングシートを敷いた型に流し込み、170度で10分ほど焼いてから、アーモンドスライスを上に乗せる。その後30-35分焼き、竹串をさしても生地がついてこないようであれば出来上がり。

Pour into a mold with a baking sheet, bake at 338 ℉ for 10 minutes and put almond slice on top of the dough. Continue baking 30-35 minutes and when the dough doesn't stick to the skewers, it's done.

Memo

コーヒーはハンドドリップしたものを使い、チョコレートはビターのヴィーガン仕様を使いました。
インスタントコーヒーでも、お家にあるチョコレートを削って使っても、構いません。

スライスアーモンドは、焼き色をあまりつけたくなかったので後のせしましたが、最初からトッピングしても問題ありません。焼き色がこんがりした仕上がりになります。

I used hand-drip coffee and bitter vegan chocolate.
It doesn't matter if you use instant coffee or any chocolate at your hand.
I didn't want roasted color to the sliced ​​almonds, so I added them later, but it's okay to put them from the beginning if you don't mind roasting color.

冬は寒くなるために体が体温を上げようとし、代謝が高くなると聞いたことがあります。

そのせいかはわからないですが、冬はこっくりした甘さのお菓子が時々食べたくなります。

普段はコーヒーやチョコレートは欲しない私ですが、冬は例外のようで、両方の風味を入れたカフェモカ味のケーキを焼きました。

私の料理のルーツにあるマクロビオティックでは、コーヒーやチョコレートは、偏ったエネルギーを持つ食物と分類されています。

陰陽理論をなんとなくご存知の方であればピンとくるかもしれませんが、これらは陰の性質を持ったものです。

つまり、コーヒーやチョコレートは、体を緩めさせ、体温を低下させるもの、という性質を持っていると判断します。

一見、デメリットな性質のように思えますが、、、ダメ!と言うことではなく、リラックスするときにはメリットのある性質です。

緊張や、時には寒さでぎゅっと体が締まってしまったところを、ほわっと緩める。

よく英語では リラックスすることをChill out(チルアウト)と言いますが、chillは"冷ます"という意味があります。

けれど、何事も行き過ぎはよくありません。

寒い季節に陰性を食べすぎれば、体を冷やすことにもなります。

そのためにいつも中庸にいることが大切で、バランスをとるためのテクニックがマクロビオティックです。

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Profileこのレシピを書いた人

THE KOKONOE シェフ⽔⾕江希

筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。

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