Brown rice porridge bread
残り物の玄米のおかゆを使います。
こねと発酵不要で、手軽に作れる素朴な味のパンです。
*2021.2.3.Memoにてコツを追記しました。
Use the leftover brown rice porridge.
It is a simple bread that can be easily made without kneading and fermentation.
玄米粥の残り 433g
Leftover brown rice porridge
強力粉 649g
Bread flour
水 100g
Water
塩 5g
Salt
01
残った玄米粥を計り、1.5倍の強力粉を用意する。
Weigh the leftover brown rice porridge and prepare 1.5 times bread flour.
02
玄米粥、強力粉、水、塩をよく混ぜる。
Mix brown rice porridge, strong flour, water and salt well.
03
混ぜ終わりは、画像のようにまとめる。
The end of mixing is shown in the image.
04
好みの大きさに切って丸める。
Cut as your desired size and roll.
05
200度に温めたオーブンで20分ほど焼く。
Pre heat oven to 392℉ and bake about 20 minutes.
玄米粥でなくても、白米粥や野菜粥でも作れます。
おかゆに残ったひじきの煮物やゴマなどを入れてパンを作っても美味しいです。
おかゆ1:強力粉1.5がまとめ易く扱いやすいですが、おかゆの水分量によって、強力粉の量を加減してください。
また、おかゆ1:強力粉1にすると、中がほわほわで、蒸しパンとパンの間のようなおかゆパンに仕上がります。これも美味しいです。
その際は、生地が扱いにくくなるので、アイスクリームディッシャーやスプーンですくってオーブンの天板に置き、焼成時間も5-10分程度長くしてください。
筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。
今年の冬は、昨年より積雪が多くなっています。
ここ戸隠も日本海側に何度となく訪れている寒波の影響を受け、寒い日は骨までしみる寒さです。
そんな朝は、玄米粥を食べて体を温めます。
少し多く作って余った玄米粥は、翌日このおかゆパンに変身。
おかゆに強力粉と塩を入れて混ぜ、丸めて焼くだけ。とてもお手軽に作れます。
発酵しないパンですが、中はふかふかで優しいお米の味がするパン。
マクロビオティックでは定番のパンです。
今回は、少し硬めの生地になりましたが、もう少しゆるくても大丈夫です。
手で丸められなければ、アイスクリームディッシャーやスプーンですくって、天板に乗せてください。
気をつけるのは、表面の焼き色。こんがりさせすぎてしまうと、中まで固いパンに仕上がります。
焼きの目安は、パンをひっくり返して、下に焼き色がつけばOKです。その方が中がしっとりです。
和風のおかずとしっくりくる和製パン。
玄米粥でなくても、おかゆが余った時に作ってみてください。