KOKONOE Seasonal Recipe

甘夏のマーマレード

Sweet summer orange marmalade

晩春は、甘酸っぱい甘夏みかんが旬です。
農薬を使っていない甘夏みかんで、皮も果実も果汁も無駄なく使って和製マーマレードを作ります。
白いわたは苦味があるので取り除きます。

In late spring, sweet summer oranges are in season.
A sweet summer orange that does not use pesticides to make Japanese marmalade using peel, fruit, and juice. White pith is bitter and should be removed.

材料 / Ingredients

甘夏みかん 1個450g (できれば有機栽培や自然栽培の安全なもの)
Sweet summer oarange amanatsu

皮(白いワタを取って細く切ったもの)46g
Peel of amanatsu (take out pith and cut in to thin pieces)

果実(皮をむいたもの)216g
Fruits (peeled and take out from pith)

砂糖 100g
Beet sugar or sugar

種(ガーゼにくるむ)
Seeds of amanatsu wrap in gauze

煮沸した瓶 1個
Sterilized jar

01

すべての材料を鍋に入れ、2-3時間置いておく。

Put all ingredients in the pot. Leave it for 2-3 hrs.

02

水分が出てきたら、中弱火にかける。

When water is comming out from orange, turn on the heat medium low heat.

03

好みの濃度になったら、火を止める。

Turn off the heat for desired consistancy.

04

冷まして、煮沸した瓶に入れる。

Let it cool. Put it in the sterilized jar.

マーマレードやオレンジピールを作る時、苦味のある白いワタをつけたまま、何度もゆでこぼしをして作る方法もあります。

今回は、品質と香りがとても良い甘夏みかんだったので、白いワタを綺麗に取り除き、ゆでこぼしをしない方法をとりました。

白いワタをとるのが手間と思われる方もいると思いますが、私には無心になれる時間でした。

お料理は瞑想です。

★ムッキーちゃん

甘夏の皮、袋を剥くときに。

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Profileこのレシピを書いた人

THE KOKONOE シェフ⽔⾕江希

筑波⼤学卒業後、外資系メーカーにてプロダクトマネージメント業務に10年以上携わる。料理学校へ転職を機に、講師業を⾏う。2016年に⾧野県戸隠に移住し、化学農薬や化学肥料に頼らない農業を夫婦で実践。旬の野菜中⼼で滋味あふれる⾷事をTHE KOKONOEで提供。世界の発酵食・長野の郷土食を美味しく頂きながら研鑽に励む。

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